生きているだけで〇なんだ。
【書評】佐藤政哉 著「本来の自分へ還る」を読んで ~幸せへのヒントがここにある~
久しぶりの書評ということで、今週のお題「読書の秋」を頂きましたので、最近読んで本の中で、生き方について考えさせられた一冊をご紹介いたします。
書評というほどの大げさなものではございませんので、気軽にご覧いただければと思います。
私の「2021年度やりたいこと100のリスト」の中のひとつで「年間読書数読書70冊」を掲げ、読書ライフを満喫しているところです。
ちなみに10月23日現在の状況は63冊読了しており、順調に積み上げて行っていますよ~。
この調子で行けば、年間読書数70冊も余裕でクリアできそうです。
そんな中、最近読んだ本の中でかなり心を揺さぶられ、印象の強かった本がございましたので、この場を借りてご紹介させていただきます。
佐藤政哉 著「本来の自分へ還る」
真っ白のカバーに、金色の文字が眩しくシンプルで美しいまでの表紙。
帯には、Amazon 哲学・思想部門第1位と記載されています。
リターン・トゥ・ヒューマンとはなんぞやってところですが、本のタイトルの通り「本来の自分へ還る」日本語を英語にしたものです。
本体の自分へ還るとは、自分らしく生きていくこと、自分の本心、本音を大切にして生きていくということです。
左側には、RTHグループ創業者 平井ナナエ 大推薦と書いてあり、実は私、平井ナナエさんの本はすべて読んでおり、そこからの流れでこちらの本に繋がっていった訳でございます。
平井ナナエさんの書籍のリンクは後程ご紹介していますのでご覧ください。
この本を読むことで、外側に向いていた意識が一気に内側へ向き、本音の自分に気づき、人生が好転するきっかけとなるでしょう。
本の概要
全部で5章と実録で構成されていて、簡単にそれぞれご紹介します。
第1章:いいもわるいもない、すべて〇
物事を肯定的にとらえる考え方として「四つの承認」があり、どんな状態であっても自分を認めてあげる、いわゆる「自分に〇を付ける」ということを説明してくださっています。
例えば、行動もしていない、成果が出なくても、行動しようと「思った」自分に対して〇をつけるというものです。
一言でいえば「思っただけで〇」ということになります。
これに関しては多くの方が「いやいや行動すらしてないんだから絶対に×でしょ」ってなりがちですが、何事も思ったことから全ては始まることから、思った事だけで〇を付けようという事なんです。
こういった〇付けいわゆる承認を繰り返すことで、徐々にエネルギーを貯めるための基礎が出来上がっていくというものです。
第2章:波動を上げる
いわゆるエネルギーを高めるということ。
一番効果的な方法として、鏡に向かって「自画自賛」する方法が描かれています。
自分が自分に言ってあげたい言葉、人から言われて嬉しい言葉、心がザワザワするような言葉を選んでみてください。
騙されたと思ってやってみてください的な内容ですし、聞いたことがある、知ってるよって結局実行される方が少ないのではないかと思います。
本来、成功したり、明るい未来を作るためには、こういった地味で本当に効果あるの?って疑ってしまうようなことを、だた素直に継続していくしかないのです。
第3章:すべては自分が創り出している
人生の主人公は自分で、目の前に起こる現象はすべて自分が創り出したもの、全て自分が選んだものということです。
これをすべて受け入れて「じゃぁどうするの?」と考えられることが「自己責任で生きる」ことに繋がります。
後半は「考える」ではなく「感じる」に焦点を当てて説明されています。
自分以外の声に従って生きるのではなく、自分の内側にあるものに意識を向け、感じにいって、それに従って生きることにトライしてみるといったことを説明されています。
第4章:理想を現実化する「習慣の力」
潜在意識を利用して、理想を現実化する段階に入っていきます。
顕在意識と潜在意識についての説明と、その活用法が理解できるでしょう。
理想の状態に既になっているという気持ちを維持しつつ行動を起こす、そして理想の状態を見続ける力が必要であると著者はいいます。
その為に必要なもっとも強力な「幸せの五箇条」を紹介してくれています。
この幸せの五箇条を実践することで、確実に理想の現実を手にすることが出来るでしょう。
第5章:自分の素材を知る
自分の好きなことに目を向け、最高の理想を現実化するための秘訣が描かれてあります。
その中で「最高の人生の台本」を創るというワークがあります。
遠慮することなく、ただひたすらに自分にとって最高の理想を描いてみるものです。
この本の中にはあらゆるワークがありますが、是非繰り返し実践し「本来の自分へ還る」を体感していただきたいと思います。
実録:人生が大きく変わった奇蹟の物語
最終章となるこの章では「不幸のデパート」と呼ばれるくらい不幸な人生を歩んできた方のお話がご紹介されています。
恐らく、今まで見たり聞いたりしてきた中で一番不幸なのではないかというくらい、次から次へと不幸が襲い掛かってきます。
そんな方が「幸福のデパート」に生まれ変わるまでのストーリーを、是非ともご覧いただければと思います。
どんな人でも、幸福になれる権利はあるんです!。
こんな人におすすめ
- 外部の情報に振り回されてばかりの人
- 自己否定ばかりで自分自身が嫌いな人
- 日々の暮らしの中で幸せを感じない人
- エネルギーの高い毎日を過ごしたい人
- 自己肯定力を上げたい人
- 内なる自分と繋がりたい人
- 理想を現実化させたい人
- 最高の人生を歩みたい人
本来の自分ではない、今なのままの自分で本当に満足ですか?。
自分の足で人生を歩むためのエッセンスが満載の一冊です。
ページを開くたびに新たな発見があり、自分の内側に意識が行くことで、徐々に心の変化が起こり新しい自分を見つけることができるでしょう。
いくつかワークがありますが、本気で人生を変えたいと思っているのであれば、継続して取り組んでいただくことをオススメします。
著者の紹介
佐藤政哉(MASAYA SATO)
・一般社団法人 Atman代表理事
・一般社団法人リターントゥヒューマン代表理事
・一般社団法人リターントゥヒューマンスクール代表理事
学生時代は音楽活動に没頭。20歳の時に突如として人生が変わる体験をして精神世界へ没入。その後、本格的に精神修行の道へ入り、ヨガ、導引法、気功の道を研鑽している最中に、心身ともに限界を迎えて全てを失う。
答えの見えない絶望の中で、内なる声(肚の声)に従って新しい道を模索している時に、RTHグループ・楽読スクール創業者・平井ナナエと運命的な出逢いを迎える。
世界展開する「楽読スクール」の中で商人道も磨いていき、トップセールスとなる。新たなステージで湧いてきた内なる声(肚の声)に従って、一大決心。本来の自分や使命を知るための半年間プログラム「リターンスクール」に専念することを決断する。
現在では、3つの社団法人の代表を務め、日本全国でリターンスクールを開講。リターンスクールのファシリテーター育成、トレーナー育成に全身全霊を注ぎ、自身の集大成として「宇宙意識マスターコース」を展開している。
出典:書籍より
関連のおすすめ本
今回ご紹介した本です。
「本当の自分の心の声」を聞くことができれば、人は幸せになれます
バリ島の大富豪アニキ・丸尾孝俊氏推薦!
幸せに成功するためには欠かせない秘伝記が丸ごと収まった集大成
ワガママで生きるからこそ出会える『本物のパートナー』
最後に
生きているだけで〇。
この言葉にどれだけの人が救われるだろうか。。
いつも自分自身を卑下することが当たり前のようになっている昨今。
少しでも自己肯定感をアップさせて、希望溢れる新しい人生を歩んでいくためのきっかけとなることは間違いないでしょう。
本当の自分の内側の声に意識を向けてみることで世界は変わります。
目の前のに見える世界はすべて自分が創り出したもの。
たった一冊の本との出会いによって、目の前の世界を明るく照らすことが出来ることでしょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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