いざという時の為に消火器の使い方を確認しておきましょう。
消火器の使い方 ~いざという時の備えは万全に~
季節は冬。
寒いし風が冷たいし空気が乾燥するしで暖房器具無くしては過ごしづらい季節です。
この時期は火災が多く、発見してすぐに消火器を使っていれば大火事にならずに済んだケースが多くあるとのことなので、何事も最初が肝心であると思います。
それ以前に火災にならないように気を付けることが何よりも大事ですが。
以前のAEDについての記事のときもそうですが、普段からある程度意識しておかないと、いざというときに何の役にも立たたず、手遅れになることは目に見えています。
なので消火器の使い方の実践は難しいとしても、知識として覚えておくだけでも全然違うと思います。
会社の訓練等で消火器を使った事があるかと思いますが、改めてここでおさらいをしておきましょう。
今回ここで使い方を確認しておけば初めての方だったら「消火器=複雑な使い方=わからない=触りたくない」の考えが確実に払拭されることと思いますので、苦手意識を持たずに覗いてやってみてくださいね。
消火器の種類
対応する火災により以下の3種類が表示されています。
- A火災(普通火災)用
- 主として固形物が燃える一般的な火災に適応。
- B火災(油火災)用
- 油やガソリンによる火災に適応。
- C火災(電気火災)用
- 電気設備の火災に使用可能。
一般的な消火器はすべてをまかなっているものがほとんどです。
購入の際は「ABC」全部あるやつ!と覚えておくと問題ないでしょう。
消火器の使い方
大まかな手順は下の写真の通り3工程のみです。
消火器を運ぶ
まずは火災の起きている場所の近くで安全な場所(8mぐらい離れて)へ消火器を持っていきましょう。
場所にもよりますが、薬剤が自分にかからないように風上に移動してください。
いざというときの避難経路を確認しておきましょう。
消火器本体を寝転がしたりせず立てた状態にします。
それでは手順とポイントを見てみましょう。
1.黄色の安全ピンを真上に抜く
抜いたピンは使わないので気にせずに手から放してください。
2.ホースを外し先端を持って火元に向ける
先から勢いよく薬剤がでますので、放射を安定させるためにも必ず先端を持ってくださいね。
3.レバーを握る
強く握りましょう。
握力が弱くて握ることができない場合は、上から体重をかけるようにしてレバーを押すことで放射ができます。
手前からほうきを掃くようにして放射しながら近づいていきます。
以上が消火器の使い方とポイントになります。
そう、これだけです。
思ったより簡単でしょ?
住宅用の消火器だとノズルのないタイプが多いので、1、ピンを抜く2、レバをー握るの2工程だけでいけます。
放射時間の目安
- 粉末消火器:約15秒
- 強化液消火器:約30~70秒
放射時間や放射距離は本体に必ず表示してあります。
ネットで買えます
どの消火器も1万円以内で購入できます。
始めてみる緑色。実にスタイリッシュ!。
いざという時に消火器が使えるか心配な人用。とにかく火元へ投げるべし!。
とりあえずはスプレーだけでもあるだけで安心。
最後に
だいたいのイメージはつかめたでしょうか。
実際の火災現場で、どうしていいか分からず火元に消火器を放り投げる人がいたという話をよく聞きます。
緊急事態のときにいかに落ち着いて素早く対処できるかがとても大事です。
一家に一台の消火器を設置して、日頃から消火器の場所や使用方法をよく確認しておきましょう。(自戒)
いざというときに行動するのはあなたしかいません。
余談ですが、くれぐれも消火器の訪問販売で騙されないように気を付けてくださいね!
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