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【蛍の光】日本人の心の歌「蛍の光」には3番・4番が存在していた!

蛍の光に3番・4番があるなんて今の今まで知りませんでした。

日本の皆さんならよくご存じの「蛍の光」。

 

卒業式では定番の歌で、仰げば尊同様、何度も歌った記憶があります。

 

イメージとしてはお別れの歌。

 

最近では卒業式であまり歌われなくなったと聞いています。

 

私自身蛍の光をよく耳にするシーンとしては、NHK紅白歌合戦のエンディングや、夏の全国高校野球選手権大会の閉会式の最後の合唱であったり、お店の閉店時の音楽としてです。

 

そんな幼いころから慣れ親しんできた蛍の光ですが、お恥ずかしながら3番と・4番があるのをつい先日知ることとなりました。

 

ふと目に留まったこちらのユーチューブ動画がきっかけです。


www.youtube.com

職業がシンガーソングキャスターというSAYAさんが歌われている蛍の光で、最後の4番まで歌われています。

 

ここで初めて3番・4番を聞くことになるのですが、透き通るような素晴らしい歌声で、聴いていてとても心地よい気分になりました。

 

初めて見る歌詞の内容は理解できませんでしたが(そもそも1番・2番の内容もよく知らないw)、あとで調べてみると以下の意味になるのですが、私にとっては、日本を大切にし、みんなでこの日本を護っていこうねというメッセージに受け取れました。

 

歌詞

蛍の光 窓の雪
書よむ月日 重ねつつ
いつしか年も すぎの戸を
明けてぞ けさは 別れゆく

とまるも行くも 限りとて
かたみに思う ちよろずの
心のはしを 一言に
さきくとばかり 歌(うた)うなり

筑紫のきわみ みちのおく
海山とおく へだつとも
その真心は へだてなく
ひとつに尽くせ 国のため

千島のおくも 沖縄も
八洲のうちの 守りなり
至らんくにに いさおしく
つとめよわがせ つつがなく

 

歌詞の意味・現代語訳(意訳)

蛍の淡い光や 月光の雪明かりを窓から取り入れ
書物を読む日々を重ねていると
いつの間にか年月は過ぎ去っていき
今朝は杉の戸を開け 級友と別れていく

 

故郷に残る者も 去り行く者も
今日限りなので 互いに思い合う無数の想いを
たった一言「幸あれ(どうかご無事で)」と歌うのだ

 

九州の果てでも 東北(陸奥)でも
海や山で遠く隔てられても
真心は隔てられることはなく
ひたすらに力を尽くせ 国のため

 

千島列島の奥も 沖縄も
日本国の護りの要(かなめ)
統治の及ばぬ異国には勇敢に
尽力せよ我が兄弟 無事であれ

出典:蛍の光 歌詞の意味・現代語訳 唱歌・卒業ソング

 

そもそも3番と・4番を歌わなくなったのは戦後のことで、GHQ(連合国軍総司令部)の指導によるものと言われています。

 

3番以降の歌詞を見ていろいろと感じるものがあるかと思いますが、日本人の心を育む上で必要なものではないかと感じました。

 

また、会計士がつづる日々の考察を記されているてつログの中で、この蛍の光について記事を書かれており、以下のように表現されています。

 

別れの歌、ではなく、実は力強く日本を表現した歌なんだと、今までとは違った親しみを覚える歌と思えた。
先人たちの気持ちと言葉の表現の豊かさには、驚かされるし感動する。素直に読めば、国と平和を愛する歌以外の何物でもない。そんな先人たちの思いと表現の詰まった「蛍の光」は、現代にも、そしてこれからも、その誕生の時の先人の思いも含めて、4番まで継がれていって欲しいと願う。

出典:歌われない「蛍の光」の全4番まである歌詞を、歌の生まれた明治初期という時代と共に見る

 

私にとっては「力強く日本を表現した歌」という記載に感銘を受けました。

 

まさにその通りだと思います。

 

そんな素晴らしい蛍の光の全歌詞を、日本国民みんなで合唱する日を切に願っています。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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