意外に知られていない野球のルール。
【野球のルール】一塁ベースのオーバーランはこうだ!
野球のルールに詳しいですか?
野球のルールブックは「公認野球規則」というものがあって、10章204条、ページ数にして232というものすごいボリュームです。
そんなにもルールがあるのかと驚かされてしまいます。
当り前のように日々野球をプレイしたり観戦したりしていますが、審判のご苦労が遅ればせながら分かった気がいたします。
特にプロ野球の審判は、相当大変なお仕事ではないかと思います。 そんな中最近知った「今まで勘違いしていたルール」がありました。
それは「1塁のオーバーラン」に関するルールです。
これについては結構な方が勘違いされているのではないでしょうか。
そのルールとは一体なんなのか早速見てみましょう!
プレイボール!!(おいっ、急にどうした!)
1塁ベースを駆け抜けるとき
唯一駆け抜けることができ、安全に戻ることができる一塁ベース。
ここでの打者走者の動き一つで事態が大きく変わることになります。
下の写真を見てください。
私を含めた一般的な認識で行くと、打者走者が一塁を駆け抜けた際に、ファウルラインの右側の矢印側、いわゆるファールゾーンへ駆け抜けると安全に一塁へ帰ることができ、左側のいわゆるフェアゾーンへ駆け抜けるとタッチされてアウトと教えられてきましたね。
しかしこれが大きな間違いで、一塁ベースを駆け抜けた後に二塁へ行こうとする意志を示していなければ、フェアゾーンであってもアウトにならないのです。
逆に言えば、打者走者が一塁を駆け抜けた後、二塁へ行こうとする行為が少しでもあれば、その位置がファールゾーンだろうがフェアゾーンだろうが関係なく、安全なオーバーランの権利がなくなるといったものです。
ポイントは「二塁へ行こうとする行為があったかなかったか」になります。
他の例として、打者走者が一塁でアウトになったと勘違いしてベンチや守備位置に向かおうとした時も同様で、タッチされるとアウトになります。
最後に
いかがでしょうか。
一塁を駆け抜けるときのファールラインは関係ないということを、最近知って非常に驚きました。
これについては、安全面で考えるととてもよいことがあります。
一塁を駆け抜けるときに際どいプレーで野手と接触しそうになることがありますが、このルールを熟知していれば、安全な方向へ駆け抜ける意識が働くため、衝突のリスクを低減させることができると思います。
頑なに「ファールゾーンヘ駆け抜けろ」という指導だけではなく、こういった安全に繋がる指導が本来は必要ではないかと考えさせられるルールでした。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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